さぁ、田舎暮らしを始めよう(64)倹約は美徳
日本が経済大国世界2位となった頃から(1968年)、伝統的だった“倹約は美徳”思想が“消費が美徳”とスリ換え喧伝され、何時しか欧米風商業思想に席巻されて自己をも失ってしまい、人々に定着した数千年の思考さえも、いや生活態様までも変わり、享楽に浸透され染まってしまったが、結果は無残にも取り返しの付かない地球環境の劣化を呼び出し、人間関係の基盤を破壊し、危機的な状態となった。驕れる先進地球人には、狂乱博打の失敗を機会に、額に汗する労働価値を呼び覚ましながらも、全ての価値観を革命しなければ、生活維持が不能である事に僅かに気付いた処の筈だが、かつて来た道に戻るには半世紀は時が必要と、薄々悟るに違いない。其の頃はまさに、石油資源が枯渇する頃であって、暴力のない前進には、この50年が格好の根回し期間となるだろう。続く
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